一圓屋敷が登録有形文化財に
彦根景観フォーラムが所有する一圓屋敷〔4棟〕(多賀町一円149番地)が、
国の登録有形文化財に登録(登録名称:旧一圓家住宅)されることになりました。
文化庁の発表は、以下の通りです。(抜粋)
登録有形文化財(建造物)の登録について 平成26年3月18日
文化審議会(会長:宮田亮平)は、平成26年3月18日(火)開催の
同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに154件の建造物を
登録するよう文部科学大臣に答申を行いました。
この結果、近日中に行われる官報告示を経て、登録有形文化財(建造物)
は、9,751件となる予定です。
【名 称】 ※カッコ内は建設年代
旧一圓家住宅 主屋 (安政4年(1857)/明治24年改修)
旧一圓家住宅 文庫蔵 (明治前期)
旧一圓家住宅 米蔵 (江戸末期)
旧一圓家住宅 雑蔵及び木蔵 (江戸末期)
【特 徴 等】
一円集落の名主格であった家の住宅。主屋の平面は六間取系で、
鍵の手に座敷を並べて要所に座敷飾を備え、正面中央に式台を構える。
文庫蔵は主屋の内蔵として使用された。
米蔵や、雑蔵及び木蔵が屋敷構えを成し、旧家の格式を伝える。
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